こんにちは!
irodoriピアノ教室(三島市) 岡村です。
今日は、ふと思い立って有名な練習曲集ツェルニーについて。
ベートーヴェンのお弟子さん、ツェルニー。
リストの先生でもあります。
ツェルニーは、ピアノ練習曲集が有名ですね。
100番、30番、または40番あたりは割とやってきた方も多いかもしれません🎹
ある先生は、「小学3年生でツェルニー30番、4年生で40番、5年生で50番、6年生で60番って言う目安の例えがあったわー」
と言っていましたが、普通に習っている子には、これはなかなか難しいです💦
それでも好きでずっと続けていることでツェルニー50番くらいまでいく方もいます。50番くらいになるときれいな曲も多くなって来ますから、また楽しさがあります🎶
ですが、進度が番号だけでは測れない部分があるので、ツェルニーをどんどん弾いていて番号だけ進んでいる場合もあり、注意が必要です。
音大生や講師であってもしっかり弾くには練習しないと結構難しかったりすることもあるので、やはり練習は必要ですね。
話は戻り、、、ツェルニーなど弾く場合、音符は読めるのにテクニックや知識を無視して弾くと、練習としては堂々巡りになりがち。
さらに、やったことは脳が覚えるので、間違ったやり方を繰り返すとどんどん癖として身体や脳が覚えてしまいます。癖はなかなか抜けません。😣
ツェルニーなど弾く時のポイント(の一つ)は、一曲ずつに与えられた課題があるので何のための練習かを見極めてそれを必ずしっかりこなすこと。テンポ指示も守り、早すぎて弾けない場合はせめて近いテンポにあげるまで少しずつテンポをあげて練習します。テンポアップしても、雑に弾かない、中をおろそかにしないでメトロノームの速さをわずかに上げならがら繰り返して行きます。 もちろん、これは根気がいります💦
「なんとしても弾く!」という気持ちで取り組めるか、「まあ、こんなもんでいっか」とあまあまモードでやるか、このあたりの差は根気や工夫、それで得るものにつながってくると思いますから、気持ちって大事ですよね。
これを練習することでベートーヴェンのソナタのあの部分を弾けるように、、など曲に目標をつなげるとモチベーションも高くなるかもしれません。👌
もちろん、それだけでなく他にも曲をまとめる練習や、技術面でも様々な応用を意識して練習できたら更にいいですね。💪
たくさん曲を見れない方は、だいたい基本のテクニックが入っているところを狙って(曲集の1番から10番を)よく練習しておくという方法もアリだと思います🌈
手を痛めてから、長い間ちゃんと弾いてないツェルニー。痛みが出そうになると弾かないようにしていたのですが、練習量が少ない最近、古典のエチュードでしっかり指を使うことも必要かな🤔